谷川俊太郎、相変わらずいい仕事してます。

★まりとボール・・・★

勇者カイは絵本を選んだ！ ▼

 

移動図書館で見かけた本を２冊借りてきたら、
どちらもテーマが一緒でした。


谷川俊太郎「まり」


キヨノサチコ「ノンタンボールまてまてまて 」




最近、ノンタンがお気に入りの勇者カイ。



道端でねこじゃらしを見つければ、
「ノンタンこちょこちょごっこ」がすぐに始まります。


おかげさまで、歩かないときは
ねこじゃらしごっこをすると走って逃げてくれます（ｗ


ところで、谷川俊太郎。

小学校の教科書などにもよく掲載されている彼は、
本業は詩人・・・のはずです。

朝のリレーとか有名ですよね。



が。



彼の原作（？）の絵本は、かなりヤバイ。

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★もこもこもこ★

もこ・・・

もこもこもこっ

もこもこもこもこっ

･･･そんな得体の知れないモノが大きくなり、変化していくだけの絵本。
絵も内容もシュール方面では飛びぬけています。

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★おならうた★

いきなり、１ページ目から「イモ食って　ぶ！」がインパクト大。
絵もパンチがありすぎて、「おなら」ってあたりに、
小学生・幼稚園男子にメチャウケな予感たっぷりです。

しかも１ページ目から、ド★インパクト！




「いもくって　ぶ」






キモいよ！こわいよ！
だれよ、このオヤジ！！！

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★まり★

これまたシュール方面です。
「もこもこもこ」には負けるけれど。

最後の、「ぷか」が気が抜けていて良いです。
ここでゲラゲラ笑う、勇者カイ。

・・・ツボがわかりません･･･

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読んでみれば分かるけれど、ストーリーも必然性もなく、
音や感覚だけがギュッとつまった作品が多い。

それが、詩人たる感覚なのかしら･･･？



パパス「谷川俊太郎、こんなんで稼げるのかよ」



うん、たぶん、原稿用紙１枚もいらない内容ですよね。
プロットもクソもない。



けれど。




谷川氏のセリフ（？）を理解して、絵をつけるって、
相当大変なことかと思います。



「もこもこもこ」とか、
画家さんとどのような打ち合わせが持たれたか、
その打ち合わせの議事録とか、スゲー気になります。



パパス「小学生でも考えられそう」


まさにその通り！

でもね、そうはうまくいかないんです。

絵だって文章だって、自由な発想ってなかなか学校では認められないし、
子供だってそれが分かっているから、教師や大人の気に入るような、
模範的な答を察知して、模倣して排出しているんです。
（規格外を出せば、発達障害か精神異常ってことになっちゃう）

私の祖父は画家ですが、
「きれいに書こうとか思わないで、純粋な子供の心で描くのが画家だ」
と言っていました。

子供ですら、きれいに書こうとか立派に書こうとか、
絶対思うんですよね。


だから、実際は「いもくって　ぶ」みたいな絵や、
「もこもこもこ」みたいな、自由な発想の絵って、
描くのはすごく難しい。


だからこそ、それが年老いた今でも
そういう発想がある、谷川俊太郎って凄いんです。


まぁ、凡人たる私に関しては、
谷川俊太郎的な発想すら、
わかないですけどね。


でも、谷川ワールドは子供の心を動かすみたい。
（面白いとか、笑うとか、心に残るとか言う点で）




さて、話は戻り「まり」と「ボール」。




勇者カイに聞いてみた。



「どっちが好き？」



 

 

シュール派か～～

 

 

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ノンタンシリーズを少しだけ買いました。
ＢＯＯＫＯＦＦで。
上記のは１０５円。
少し汚れがあります。

他は３００円くらいですが、ＢＯＯＫＯＦＦにある絵本って、
すごく状態がいいものが多くて、値段が高い。
子供が読む絵本で、状態がいいのって信じられないです。

図書館のノンタン本って、紐綴じだし、
人気があるせいか、たいていボロボロなんですよね。

だから、一人で読ませていると、
本が破けたり分解しそうで、ハラハラしちゃいます。

だって、破けたら新品で弁償だよ～？

なら、破けても良い･･･ということで、本を買ったのでした。