勇者カイ猛獣ショー。

今日は日記形式で。
なぜなら、事件があり、写真を公開できないから。


勇者カイ　ビンタ事件、とでも申しましょうか。


えぇ、ビンタ張りました。
調教です。調教。猛獣調教。



コトの始まりは、ヨコハマで行われている某サーカスのショーでございました。
無料チケットを頂きまして、いそいそと出かけたのでございました。


相変わらずテレビやビデオは10分も見ていられない勇者カイ。
相変わらず育児サークルでは、母親の元にはおらず、走り回る勇者カイ。


そんな彼にイササカ不安はあったものの、動物が沢山出るサーカス。
客を常に興奮の坩堝に陥れるという、エンターテイメント。
（実はサーカスは見たことがナイ）

その、サーカスの力を期待しておりました。


始まりは順調でした。
動物には興奮して指をさして宇宙語で解説。
音楽にはノリノリで、拍手喝采しまくり。



あぁ、こんなに喜んでくれてよかった･･･



そう、心から思いました。



前半が終わった休憩タイム。
ただ座っているのに完全に飽きてしまったようなので、
通路を散歩させたりして気分転換。


―しかし･･･


檻が張り巡らされた猛獣ショーが始まると同時に、
勇者カイ、猛獣と化す！！！


パパスのひざの上でジャンピング。
奇声を上げたり、ぐずったり。
下に下りると変な動きを繰り返す。


諭しました。
注意しました。


しかし、エスカレートする勇者カイの猛獣性。



その行き過ぎた猛獣性に、アタクシの猛獣も召還されて･･･



バッチーン！



・・・気がつくと、勇者カイの左ほほビンタがキレイに決まって、
勇者もちろん、大泣きでございます。


も、最悪。
結局、その場を逃げるように後にしました。


実際、アタクシは逃げ出しました。
というより、怒り収まらず。
怒りのあまり、ジャイアン歩きの早足で、勇者とパパスを置き去りにして、さっさと帰路に着きました。
（実際はアタクシ歩くのが遅いので、勇者を抱っこしたパパスの早足に追いつかれましたが）


外に出てすっかり機嫌を直した勇者でしたが、
アタクシの気分が収まらず。

声をかけてきても無視。
手をかけてきたら払いのける。
バスも電車も席は隣に座らず。

家に着くなり、帰りがけに駅で買ったミスドのドーナツをヤケ食い。
（お相伴に預かるのんきな勇者）

当然、この日の晩御飯はナシ。
（アタクシと勇者はドーナツ、パパスは納豆ごはんになりました）


その後、アタクシはドーナツのヤケ食い（2個）が祟って胃もたれし、不貞寝。
もう、気分は最悪。


アタクシは悪くない。
悪いのは勇者だ。


・・・そりゃ、ビンタはいけなかった・・・と・・・思わないわけじゃない・・・けど･･･。


でも、でも、公共の場で迷惑をかける行為に対して、注意してもきかなかったんだから･･･！
・・・と自分自身に言い訳したり、落ち込んだり。



朝、起きたら、顔は泣き過ぎたかのように腫れ、
背中は凍りついたように痛み、
フクラハギは筋肉痛でパンパンになって歩けずないアタクシ。
（ジャイアン歩きの置き去り早足が原因と思われる）



コレは、罰？！
罰なんでしょうか？！


ビンタは子供の心身にダメージを与えるが、
母親の心身にも着実に倍返しの諸刃の剣である。




なお、写真が公開できないのは、ビンタによる腫れではなく、
単に写真を撮る心の余裕（撮れたとしても良い写真は撮れなかったろう）がなかったからである。

昨日の夜から、今日の昼まで悶々としていたものを
やっと「日記」という形でネタにすることで、心の決着がつきました。

その辺のモヤモヤは、別の秘密のブログでセキララに語っておりますが、
こちらは秘密なので、たとえ見つけたとしても秘密にしてくださいね(笑)

さて、朝から機嫌が悪く、勇者カイとの微妙な心の溝に気づいた、
賢者パパスは、珍しく自主的に勇者カイとお出かけをしてくれました。
（いたたまれぬ空気だったのでしょう）


おかげで、肉体的な疲れを癒し、ネットしまくることで心もようやく浮上しつつあります。


ビンタに関しては、サイテーでしょう。
なんて親だとお叱りを頂くこともあるでしょう。


でも、私は悪いとは思いません。
公共の場で我侭を尽くすというのは、許せないことです。


先日、羽田空港に帰ってきたとき、
荷物を拾うターンテーブルで、幼稚園くらいの子供が遊んでおりました。

そのそばで母親らしき女が、やんわりと何度も注意しておりました。


しかし、アタクシは我慢ならなかった。
明らかに荷物を待っている周りに迷惑をかけているし、危険な行為だ。

注意しても全然改めようとしない子供。

それは、注意してないのと同じことだ。
ガツン、と行くべき時だってあるんじゃないだろうか？


やんわりと何度も注意して諭すのが、世間的には良い親なのだろう。

しかし、アタクシはそういう親にはなれそうもないし、なりたいとは思わない。
ガツンと言うべき時は言いますよ。


我が子にはね。